孤立無援でいじめられている人を黙って見過ごすことは絶対したくない。それが僕のポリシー【高須克弥】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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孤立無援でいじめられている人を黙って見過ごすことは絶対したくない。それが僕のポリシー【高須克弥】

書籍『ありがとう、松ちゃん〜松本人志問題をぶった斬る!』が話題に!

■みんなが全部逃げちゃっても友達は守ります

 ホントね、僕は今無敵の人なんですよ。怖いもんないもん。花田編集長はあの時は文春編集長の立場だったけど、今は僕の味方でしょ。変わるんですよ。僕もね、変わったら許すんです。恨みに思ったりはしないですよ。和解したら、仲良くするんです。でも、松ちゃんはこういう攻撃受けたことないから、打たれ弱いんですよ。

 だから、昨日も松ちゃんに電話してあげようかなと思ったんだけど。何かで参ってるときに、それを知っている人の声を聞くとね、それだけでも結構ストレスになるんですよ。だからDMを送ったんですが「ありがとうございます。だんだんいい方向に向かっていますので、村西(とおる)監督にもよろしくお伝え下さい」って返ってきたので、村西さんのところにもすぐ転送しておきましたよ。

 僕が松ちゃんを擁護するのが何でだと言われたら、まずは文春に僕の二番煎じをさせないようにするため。それと昔からなんですけど、孤立無援でいじめられてる人を助けるのが趣味なんですよ。助ける前に死んじゃったら、ガッカリなんでね。日大の田中(英壽)理事長や、ボクシングの山根(明)元会長とか。

 僕、みんなに僕だけは貴方の味方だよって言ってたんだけど、死んじゃったからな…。今だと角川の歴彦さんは、僕よりふたつ歳上なんですよ。やっぱり豚箱入ってみんなにいじめられると一気に終わるので。歴彦さんも僕は応援してますからね。孤立無援なのよ。井川さん(大王製紙前会長・井川意高)は若いし、ストレス強いからね。能天気にやってますけど。やられたときに若いと跳ね返せるんだよ。

 

■命をかけてジャニーさんを守る人はいないのかなあ

 ジャニーさんが海外のニュースでヤラれるってことが分かった途端に、みんな潮を引くように逃げたんですよ。大日本帝國陸軍みたいなもんですよ。俺達には軍隊が付いてるって言って、軍隊が壊滅した途端に手のひらを返すようにひっくり返るもんね。

 

▲「友達だったら最後まで擁護する」ジャニー喜多川への視点

 

 僕は殉国七士廟にお参りしているし、東條英機は何も悪いことはしてないし、立派な人だって子供の頃から言い続けてますよ。でもね、世間は突然変わるんですよ。僕は安倍(晋三)さん大好きだし、いい関係だったんだけど、死んじゃった途端に逃げてっちゃうやつ多いでしょ? 僕は変わりませんもん。みんなが全部逃げてっちゃったときこそ、一番いい友達になれるんですから。

 僕ね、ジャニーさんとは一面識もないんですよ。ないけど、もし友達だったら最後まで擁護しますよ。お世話になった人たちで、命をかけてジャニーさんを守ろうという人たちはいないのかなあ。死んだ人の名誉こそ守らなきゃいかんですよ。

 松ちゃんは今、還暦でしょ。ちょっと弱いのよ。僕も40歳のときだから、耐えられた。今、あのくらいやられると死んじゃうかもしれない。だから余計に支えてあげないといけないと思っているんです。

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高須 克弥

たかす かつや

美容外科医、僧侶、篤志家。1945年愛知県生まれ。医学博士(昭和大学、1973年)。美容外科「高須クリニック」院長。東海高校、昭和大学医学部卒業。同大学院医学研究科博士課程修了。昭和大学医学部客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。「YES高須クリニック」のコピーをはじめとして、日本で最も広く知られる美容整形外科ドクター。江戸時代から続く医師の家系に生まれ、大学院在学中から海外へ研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。「脂肪吸引手術」を日本に紹介し普及させた。人脈は芸能界、財界、政界と幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。『全身美容外科医』(講談社)、『炎上上等』『大炎上』『その健康法では「早死に」するこれが高須式「若返る」食べ方・生き方』(扶桑社)、『自民崩壊2・8』(徳間書房)、『筋と義理を通せば人生は上手くいく』(宝島社)など著書多数。

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